木枠に巻いたら糸を束ねてたて糸を作って行きます。
この作業は経糸(たていと)を整えるという意味から整経(せいけい)
と呼ばれています。
この作業では木枠に巻いた糸が多い程一度に多くのたて糸が作れますが、
作業のしやすさや整経をするための道具の下に木枠を置くためのスペース上
1色8枠くらいまでにしています。
(今回は糸の分量が少し少ないことから6枠に巻き分けました。)
整経の仕方は色々ありますが、今回は6枠の糸を一度に杭に往復することで、
12本の経糸がひと単位として作りました。
左下に見えている糸束は、12本の糸束が何往復したかを確認するために
少し間隔を空けています。
そして、もう反対側の糸端に近い部分にはあぜ(綾:あやとも。)
という糸が一本ずつ交差した部分があり、この交差した部分が後々の機かけの作業で
大事な役割を果たします。
整経を終えた際、この部分は一番はじめに紐などをくぐらせてしっかりと結び、
糸の順番が乱れないようにします。
その後整経台から鎖編みをしながら外し、たて糸の重さを量ります。
そして引き続き淡い黄色の糸を加え、次のたて糸づくりに取り掛かりました。
次に作る糸は部分的に糸が入れ替わるようにしたいと思ったので、
バッグなどの形にした時に色合いや織り模様のバランスが良くなるよう、
慎重に糸の本数の計算をしています。
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