oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

アンテナショップの搬入とポスコレのお知らせ

明後日5/14㈯から始まるアンテナショップ用の作品を搬入してきました。 作品を展示した様子です。 お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければ、と思います。 そして、来月下旬からはポストカードコレクション×涼を感じる小物展が 始まります。 たくさん…

織りと種まきの準備

織り模様の部分を過ぎ、 「わ」になる部分に 向かって風合いや色味の異なる糸を 入れています。 糸はざくろで染めた糸で、 赤とんぼをイメージした織り模様を 引き立てたいのもあって、 少し落ち着いた色合いにしました。 そして底の部分を越えたら、 また違…

織り方の名前から織り模様をイメージ。 ~織り~

今回のたて糸はキハダで染めた柔らかい黄色ということもあって、 変わり織りに使う糸の色合いで作品のイメージを変えられます。 一作目は今回の織り方である「とんぼ織り」という名前から、 赤とんぼが舞う光景をイメージしました。 バッグ地にしたいと思い…

織り機に無事かかりホッとしました。 ~機かけ~

今回のたて糸が織り機にかかり、試し織りを経て織りの段階まで進めることが 出来ました。 試し織りをした段階で初めて分かることもあるので緊張感もありますが、 問題なくたて糸が並んでいるのが分かり、ホッとしました。 織り地のアップです。 色糸で織った…

一本ずつ慎重に・・・。 ~綜絖通し(そうこうとおし)~

今日は機かけの作業を再開して、たて糸を綜絖(そうこう)に通して行きました。 今回は平織りという、一本おきにたて糸が上下する基本的な織り方と 織り模様が浮かび上がる変わり織りの部分を組み合わせたいと思っていて、 予定している織り方になる様に綜絖…

晴れた日に・・・精錬の続き

機かけの作業も気になりますが、いいお天気ということもあり小さな糸束や 自分で紡いだ糸の精錬をすることにしました。 写真は小さな管に分かれている手紡ぎ糸を綛という形に纏めている場面です。 この時に使う道具は綛上げ台(かせあげだい)と言って 小管…

染めと精錬と機かけ。

先日染めた糸を洗って干してみると、割と染まってくれていて ホッとしました。(写真の右から3番目に並んでいる糸です。) また、引き続き染めの下準備として綿と麻の繊維を撚り合わせた 混紡糸(こんぼうし)の綛(かせ)糸を6綛分洗いました。 先日洗った…

下染めとしても良いかも。 ~残液で染め~

前回染めた糸を洗って干してみると、お昼過ぎには乾き、 柔らかいオレンジ色になりました。 夕方近くに撮ったので、陽射しの色合いの関係で 実際より黄色っぽい色合いになっています。 ~染液を無駄なく。~ 染液はというと、まだ色素がありそうなので撚りの…

枇杷の葉で異素材ミックスの糸染め ~染色~

ようやくお天気が続きそうな感じなので、枇杷の葉での染めをすることに しました。 今回染める糸は混紡糸(こんぼうし)と呼ばれ、 異なる素材を撚り合わせた糸です。 一般的には合成繊維や再生繊維と天然繊維を合わせた糸が多いようですが、 木綿と麻を合わ…

今月の出展と機かけ作業の続き。

今月は5/14㈯からのbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店に 委託販売で出展いたします。 今月は初夏に咲く花々をイメージした作品がメインになっています。 爽やかなお天気が多く、青々とした若葉が陽に照らされている光景は 梅雨が来るまでの貴重な時期…