oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

染めの日 ~槐(えんじゅ)で黄色を染める~

染料となる槐(えんじゅ)のつぼみ

染める液はオレンジっぽい色ですが・・・

染めた色をミョウバンを溶かしたお湯の中に浸けると、鮮やかな黄色に変わります。

 今回は槐(えんじゅ)という植物の、花のつぼみを染料として染めます。 黄色を染める染料の一つで、他の染料で染めた黄色をよく見比べてみると少しづつ色味が違う事が分かってくるので、染めは奥が深いです。  染めた物をミョウバンや鉄を含んだ木酸鉄(もくさんてつ)の液体に浸けるのは、 染料の中の色素が染めたい物に付いて離れないようにする、という意味合いがあります。  この作業を媒染(ばいせん)と呼んでいます。  媒染に使う薬品の種類によって染めた色が劇的に変わることもあり、 色が変わる様子は一瞬の事なので写真などでうまく表現できないところがもどかしいですが、いつ染めても感動します。  

京都の地域情報誌「あべきた」

 そして、ただ今be京都で開催中のアンテナショップについての記事が京都市内の情報誌「あべきた」に掲載されています。  今回の特集が京都市内の上京区周辺のエリアで開催されている手作り市についてでした。 初夏のお出かけにあわせて様々な手作り市を巡ってみるのも楽しそうです。 なお、今月のアンテナショップは17(水)まで開催中です。