雨が降ったこともあり、昼間でも気温があまり上がらず
とても寒い日でした。
寒くなると不思議な事に見た目にも暖かさを感じられる色合いや
素材のものを見たくなったり触れたくなってきます。
今回は来月の出展に向けてというのもありますが、
見た目からほんのり暖かさを感じたいと赤い色合いの経糸を
かけることにしています。
~筬通しで布の幅をチェック~
筬通しは筬(おさ)という、櫛の目の様な隙間に経糸を通す
工程の事を言います。
筬(おさ)は布幅を保ちながら緯糸を打ち込むための道具です。
(それでも織っているうちにどうしてもわずか布幅が縮みます。
なのでそれを見越して予定より少し広めに設定します。)
通し終りました。🎵
束にした状態では分かりにくかった、織り機に掛かった時の
経糸の様子がイメージしやすくなります。
通し方があっているか、こまめにチェック。
写真は半分過ぎたあたりの部分です。
経糸は中心から左右対称にバランスよく織り機にかかるように
設定します。
そして無事筬に通ったので、次の綜絖通しに移ることができます。
※機かけの工程は織り手や産地によって手順が異なります。
そのあたりの違いを知るとますます興味深いです。
地域にある資料館などで織物に関する展示を観る機会がありましたら、
その産地ならではの工程や道具にも注目してみるのも
楽しいですよ。(^^♪
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