oribiyoriのブログ

草木染め、手織りした作品、また綿栽培や染め織りに関することを書いています。

染色

ハーブで糸染め~オリーブ~

今回はオリーブで綿糸をハーブ染めをしています。 染め方は染料を煮出して染液を作っておき、 染まりやすいようにあらかじめ焼ミョウバンを 溶かしたぬるま湯につけておいた糸を染めていきました。 一回目の染めは青みがかったベージュに染まっています。 オ…

夕焼けの様なオレンジ色。~染め~

まだ暑さが残るものの、少しづつ涼しくなってきました。 また、ニュースでも紅葉の時期の予想が出され、 ようやく秋らしさを感じられそうです。 ~オレンジの染め~ この前染めた色が薄い方が乾くと、 夕焼け空の様なオレンジ色になりました。 こう言った色…

赤系統の経糸(たていと)揃い踏み。~経糸(たていと)巻き~

秋にむけて染めていた、経糸(たていと)用の糸が 集まってきました。 一口に赤系統の色といっても染料や染め方で変わってくるので、 作品を作る時に糸を並べてその時の作品のイメージに 近い糸を選んで経糸にします。 今回はつい最近染まった赤い糸を基本に…

【新作】銀杏カラーのがま口財布と茜染め

~秋におススメのがま口~ 少し前に銀杏をイメージした がま口ポーチのシリーズです。 今回はチェック柄の全体柄で、 口金はハマラボセカンドさんの10㎝幅の押し口金です。 根元の金具を押すだけで口を開けられるので、 年齢を問わずお使いいただけます。 チ…

染めの続き。 

今週末もお天気が崩れ気味という事で、 染めた糸を干す時に降らないか気にかかりながらも 新しい糸を染めました。 1回目の染めではサーモンピンクに。 前回は鮮やかな赤色に染まりましたが、 今回は少し淡い感じに染まりそうです。 この後もまた染めたり媒染…

茜の赤色はどこかノスタルジック。

1回目の染めで結構色付きが良かったので ホッとしました。 茜は色がしっかり染まり色持ちも良いので、 大昔から染料としてよく使われきました。 何回煮出しても色が抽出でき、 なおかつよく染まるのを見ていると、 その事が実感できます。 また茜の赤はわず…

晴天が続くうちに・・・。 ~茜染め~

久しぶりにお天気が続きそうなので、 インド茜での染めをしました。 染めている所です。 良い感じに濃く染まっています。 今回は少し濃い赤色にしたかったので、 染料を少し多めにしました。 染液にするために染料を何回かに分けて煮出し、 大きな鍋に濾して…

紅葉、夕焼け・・・オレンジ系の色は秋の色。 ~経糸巻き(たていとまき)~

~オレンジ系の色は秋の色?~ これからの季節に向け、 オレンジ系の糸を使って織りたいと思い 糸枠に巻き分けました。 この色合いは黄色に染めた糸の上に 赤い色を染め重ねて染まったものです。 もともとオレンジ系の色は 紅葉や夕焼け、柿など秋を連想する…

京町家での生き物と染色の展示へ。 ~染織めぐり~

先日京都市内にある野口家住宅 花洛庵という所で 生き物や自然と、そこから生み出された染色などの 文化についての企画展を見学に行きました。 生き物や自然の展示と植物染料と それらで染められた布や衣装が合せて見られ、 とても綺麗だったのと、 自然と昔…

台風に備えよう&染めの続き

関西もついに梅雨入りした様ですが、 いきなりの台風到来のニュースに驚くとともに 昨年の災害を思い出して不安な気持ちになりました。 出来るだけの備えをして、静かに台風が過ぎるのを 待つことにします。 和綿の成長の差が大きいのが気になりますが、大分…

赤を染める2 ~染め~

~染めの続き~ 糸がある程度染まったところで、 もう一度ミョウバンを溶かした入った液に漬け、 また染めました。 2回目の染め ↓ そして、糸を洗って干すと、 青みがかった赤色に染まりました。 完全に乾くとまた少し色合いが薄くなりますが、 しっかり染ま…

赤を染める ~染め~

赤色を染める 今回はブラジリアンウッドという、 赤色を染める染料で糸を染めています。 以前絹糸を染めた時に鮮やかな赤色が染まったので、木綿でも染めてみることにしました。 木綿や麻の染めについて 木綿や麻糸などの植物の繊維は、 繊維のつくりが絹糸…