2021-01-01から1年間の記事一覧
今日は140年ぶりの月蝕ということで、夕方に空を見上げてみると 月の色が変わり月が隠れている状態を見ることが出来ました。 百数十年ぶり、とこういった珍しい天体の光景が見られる年数の間隔を聞くと、 宇宙の広大さや時間の流れ方の違いを改めて感じます…
試し織りの段階でどうも本にある織り模様の見本の雰囲気と違うので、 織り機の設定や踏み木の踏み方の組み合わせを変えたりして 色々と試しています。 思い切って織り機の設定を変えたら、不思議な事に織りあがる織り模様が 試すごとに変わっていました。 私…
ここ最近寒暖差が大きく、冬の様な日も増えてきましたね。 寒い日には暖かい飲み物でホッとした時間が嬉しくなります。 そういった場面に馴染むキッチン雑貨が出来たら、と ふくらみのある茶綿の糸と同系色の草木染の糸でコースターを 作りました。 (ちなみ…
今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が終了しました。 今月は糸車の実演で色々な方とお話が出来て嬉しかったです。 お越しくださったみなさま、会場でご一緒したみなさまありがとうございました。(#^^#) 次の出展は11/27㈯から始まるポストカード…
今月のアンテナショップが始まりました。 今日は町家文化祭として様々な実演やワークショップのひとつとして、 木綿の糸紡ぎの実演をしました。 良いお天気になりました。 糸紡ぎの道具や綿、また色々な素材のサンプルを並べています。 また作品も販売中です…
明日からbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が始まります。 今月は紅葉や秋のスイーツなどをモチーフにした小物に加え、 これからの季節のお茶の時間やインテリアに馴染むコースターや ミニマットも加わりました。 今月からは土、日、月曜日の3日間の開…
数日前に立冬を迎えて暦の上では冬に入ったこともあり、 雪をモチーフにしたがま口のシリーズをご紹介します。 スノーフレーク(雪の結晶)という織り方と、 雪の結晶の模様が入ったがま口からイメージした雪の結晶シリーズです。 藍染めした木綿糸と光沢の…
よこ糸の色合いや織り模様を変えたりと試行錯誤しながらでしたが、 ようやく今回の作品が織り終わりました。 この後は房になる部分を切り離し、それぞれの端を結んでから 水通しをしていきます。 たて糸が太いこともあり、結び目は小さくしました。 そして次…
今月のアンテナショップでの綿の糸紡ぎに向けて、 追加分の綿をほぐしてじんき(篠巻き(しのまき)とも。)という、 シート状に拡げた綿を細長く丸めたものを作っています。 (今年の綿はまだ硬い実の状態が多く、元々持っている木綿の綿も使っています。)…
今度はざくろで染めた、少し黄色みのある糸で織ることにしました。 色がより淡くなったこともあってか、模様部分の糸がはっきり見える様になりました。 また、たて糸が浮く部分も織り方を調整しました。 よこ糸の色味を変えることで織り布の印象がずいぶん変…
今回は秋から冬に向けておすすめの織り布のイヤリングについてのご紹介です。 葉の色が移り行くイメージや夕暮れの色合いなどからイメージして 赤やオレンジ色の糸をベースにしました。 そして裏側はオレンジ色の変わり糸で織った織り地で より温かみを感じ…
雰囲気を少し変えようと、よこ糸を少し淡い色合いに変えて 織っています。 今回新たに使ったよこ糸は栗の皮で染めた糸で若干赤みもあるので, 模様部分の赤い部分となじみが良さそうです。 また、織り方を変えることで赤とオレンジ色のたて糸が交互に入れ替わ…
試し織りを経て地の糸を使って織り込んでみると 模様部分の色とのバランスが気になり、 もう少し淡い色合いの糸にしても良いのかなと感じ、 なので、また違った色の糸でもう少し様子をみていこうと思います。 ~iichiのお知らせ~ 少し季節を先取りして、冬…
次の作品作りに、と途中になっていたたて糸の機かけを 再開しました。 今回は地の糸と模様部分の糸の太さや種類が違うので、 糸の張り具合に気を付けながら機に結び付けていきました。 前回の織り方とは綜絖(そうこう)と踏み木の組み合わせ方が違うので、 …
はやいもので今日から11月となりました。 テレビで年賀状の販売が始まったニュースを見たりすると、 年の瀬が近づいてきたことを急に感じて何となくそわそわします。 さて、今月はbe京都さまでのイベントがあり、 秋から冬に向けての作品をメインに出展いた…
次の作品として、茶綿の糸をベースにしたたて糸の筬通し、 綜絖(そうこう)通しをしました。 茶綿糸の部分を地に、赤とオレンジの部分が織り模様になる設定です。 織り模様はこの部分のみ一つの筬目(おさめ。櫛の目の様な隙間にたて糸を通す。)に たて糸…
日本庭園やお寺の庭で見かけた、苔と庭石が市松模様に配されている 光景をイメージしたコースターが出来ました。 石と苔の色合いと紅葉や桜の花びらなどの季節の彩りとの対称が印象的で、 何か形に出来たら、と思い作りました。 秋のお茶時間には紅葉を添え…
この数日は割とお天気が良く、水通しした布も乾きやすそうなので 織りあがった作品を水通ししたりする仕上げの作業を進めました。 織り機から織り布を外していきます。 水通しをする前にはそれぞれの糸端を小さく結んでほつれないようにしていきます。 今回…
少しずつですが織り進めているうちに織り終わりが見えてきました。 ゴールが見えてくると少し名残惜しさは出てきますが、 それと同時に「あともう少し」、と気合が入ります。 房分のスペースを織る際にもたて糸の色が入れ替わって市松模様に。 それぞれ切り…
雨が降るごとに寒さが増して、秋がいきなり深まった気がします。 そして秋に向けて作る作品も暖かさを感じられる色合いや 素材感などを感じられそうな作品を作ったり出品したくなります。 そういったこともあり、来月のアンテナショップでは今月に引き続き、…
今回の織り方はたて糸の上下の仕方を変えることで、 浮かび上がるたて糸が入れ替わります。 織る順番に気を付けて市松模様になるように織っていき、 ようやく2枚目に進みました。 房の分を見越して厚紙を入れて織り地の間を空けます。 1ブロック分が終わった…
あぜ棒を移動したこともあり、綜絖にスムーズに通し終って 織りの段階まで進めました。 試し織りを経てはじめは日本庭園の飛び石の色合いをイメージしたグレーの糸で 織っていきます。 ~あぜ棒の使い道~ あぜ棒はたて糸の並び順を確認したり張り具合を保つ…
今回の織り方はたて糸の密度が高くて綜絖(そうこう)という たて糸を上下させる部品に通す際に間違えそうになるので、 ひと手間を加えました。 普段、綜絖にたて糸を通す際は自分から見て筬の向こう側にあぜ棒 (糸の並びを保つ棒。棒の間で糸がクロスにな…
前回綿繰りした綿を弓でほぐして向きを揃え、 じんき(もしくは篠巻きともいわれます。)という棒状に丸めた綿を作ります。 繊維の向きを揃えた綿をシート状に並べていきます。 大きさの目安として一升ますを逆さにして土台にしています。 そしてじんきの端…
今日は各地で寒い日になりましたね。 この前まで夏日だったのが嘘の様です。 体調を崩さないように気を付けないと、と改めて感じます。 ~綿繰り(わたくり)~ 早い時期に出来た綿が少し集まったので、綿繰り機で綿と種を分けました。 和綿などのアジア種の…
しばらくお昼が暑かったこともあり、 まだ夏と勘違いしたのか棉の花がまだ次々と咲き、 実もたくさん付け出していて驚きました。 年々季節がずれているのか、嬉しいけれどちょっと戸惑いますが、 それでも何とか環境に順応しようとする棉の木の姿に元気をも…
途中でローズ系の赤いよこ糸をアクセントとして織り、 ようやく織りあがりました。 この後は水通しや地直しをして予定した形に仕立てたりしていきます。 そして次に機にかける経糸(たていと)の準備をしていきます。 次はお寺のお庭や日本庭園でよく見かけ…
だいぶ先の季節ですが、ふたたび渋めのピンク色で紅梅の色合いをイメージして 織り進めています。 今回は購入した糸のため自分で紡いだ糸と撚り具合は違うものの、 落着いた色味という事からより和の趣が出ている感じがします。 この色合いは茜で染めてチタ…
今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が終了しました。 期間中お越しくださった皆様ありがとうございました。 来月より土日月3日間の開催となり、引き続き秋をテーマにした 作品をメインに出品いたします。 また、来月は手作り作品や食品販売に加え…
冬から春先に向けて梅の花の色合いをイメージして、 少し落ち着いたピンク色の糸に替わりました。 糸は少し薄めに茜を染め、チタン成分を含んだお湯で色止めしたことで、 少し青みのある色合いになりました。 今回のよこ糸は自分で紡いだ綿の糸で、太さが所…